こんな人におすすめの記事です。
- 研究ライフをもっと快適にする方法を知りたい
- iPadを使いこなしてカッコ良い研究者になりたい
こんなお悩みを解決します。
無印iPad、iPad Air、iPad miniの全てを購入してきたApple信者の私が全力解説しよう!
研究者がiPadを買うべき理由
①iPadでノートを電子化
iPadでノートを電子化するメリットは計り知れません。
シンプルなものだけでも、これだけのメリットがあります。
- 小さなバックだけで颯爽と研究室に行ける(スタイリッシュよ)
- 古いノートでもいつでもどこでも一瞬で見直せる
- 動画や記事、論文を貼れるので、解像度が爆上がりする
- 講演中とかPCを開きにくい環境でもメモをとれる
たとえば私は、院の授業が終わると真っ先に図書館に行き、こんなことをしていました。
- 図書館の静かめの場所に移動
- 授業で配られたパワポのホチキスを外して、iPadで片っ端からスキャン
- 資料はその場で全てゴミ箱に
- スキャンした資料をGoodnotesに取り込んで電子ノート化
- ノートに動画や記事、論文を貼りながら復習
重たい資料を全て捨ててから帰宅できるので、iPad一つあれば大学との行き来が可能になって、「ミニマリストな私、かっこよ…」状態でした。
ノートアプリは山ほどあるけど、圧倒的に高性能&人気なのはGoodnotesなので、これ一択で良いです。
ノートに使うならiPad Airが圧倒的にお勧め、miniだと少し書きにくいかも
②論文を読む行為を日常に落とし込む
PCで論文を読むとすると、
- おっしゃ論文読むぞ
- デスクに座る
- PCを「どぅーん」と立ち上げる
- 15秒くらい待つ
- ブラウザに繋げて、論文管理ツールを立ち上げる
- 論文を開く
という具合に、論文を読み始められるまでに数分以上の時間がかかってしまいますね。
なので、「おっしゃ読も!」という気分にならないと、なかなか手がつけられないはず。
しかし、iPadがある生活は違います。
- ふぅ論文読むか
- その場でiPadポチ、論文管理アプリポチ
- 論文を開く
圧倒的に論文に辿り着くまでに必要なアクションが少ないんです!
スマホでYouTubeやXを開くのと同じ感覚で、いつでもどこでも論文が読めるようになるんですよ。
つまり、論文を読むという行為を日常のなかに落とし込めるということ!
満員電車の中でも、お風呂の中でも、ベッドの中でも、論文に触れられる。
私はiPadを取り入れてから、読む論文の数が10倍以上に増えたと感じています。
「ちょっと空き時間ができたらiPadをすぐに開く」という習慣が身についたからですね。
論文読むならiPad mini一択だね。それ以外は片手で持てないし、ベッドで仰向けになって読むには大きすぎるかな。
③論文に書き込みができる
論文に書き込みができるようになると、論文を読解する深さが(私は)グンとあがります。
ただ目で文字を追うだけだと、どうしても受け身になってしまいがち。
しかし、Apple Pencilを片手に「読み解いてやるわぁぁぁ」という気持ちでがんがんハイライトを入れて、書き込みしていけば、積極的論文読解が可能になります!
書き込むならサイズ的にはiPad Airが良いけど、いつでもどこでも論文読むメリットを考えればiPad miniだね
④いつでもどこでも即興プレゼンができる
iPadがあれば、道端だってプレゼン会場に様変わりします。
たとえば学会会場で
たとえば就活の面接で
たとえば飲み屋で
iPadは「もっと伝えたい!」を叶えるツール。
研究の説明ってほんとに小難しいんで、「あのデータが〜」とか口頭で言ってもよほど専門性が近しい人を相手にしないと殆ど伝わらないですよね。
そんな時、iPadがあれば一気に伝えられることが増えるんですよ。
私も自分の活動を紹介するための資料をiPadに入れておき、「いまだ!」と思った時にはシャとiPadを開いて自分を売り込むようにしています。
プレゼンするならiPad Airだね、miniだと小さすぎる。学会でiPad片手にうろちょろしてる奴がいたらそれは私だよ。
⑤パソコンのサブディスプレイにできる
MacユーザーならSidecarっていう純正アプリを、Windowsユーザーでもspacedeskっていう無料アプリを使えば、一瞬でiPadをPCのサブディスプレイにできるよ。
私はたまにワーケーションもかねて数日間旅館に滞在しながら記事を書いたりするんだけど、サブディスプレイがあるとないとじゃ全然効率が違うからね。
家や研究室には大きなモニターがあるから、サブディスプレイが登場する機会はそんなに多くないんだけど、ワーケーションや海外出張とか、定期的に数日間の出張が入るような人にはすごくお勧め。
あとカフェで作業することが多い人とかね。
いつでもどこでもディスプレイを拡張できることの恩恵はあまりにも大きいね。
サブディスプレイに使うならお勧めはiPad Airだね
研究者がiPad買うならどれが良いの?
選択肢は4つです。
- 無印iPad
- iPad Air
- iPad mini
- iPad Pro
さて、ここからどう選べば良いのか。
判断の軸はいくつかありますが、個人的には以下の軸で判断することをお勧めします。
主に資料を見るために使う
↓
iPad mini
主に資料を作成するために使う
↓
iPad Air
「無印iPadとProどこいったん?」と思うかもしれないので解説。
無印iPadはApple Pencilが第一世代しか使えないので、速攻で選択肢から外れます。
第一世代のApple Pencilは充電のためにiPadのUSCの穴に垂直にブッ刺すしかなく、面倒だしダサいことこの上ありません。また、充電する際にはキャップを外しますが、このキャップ、たぶんPencilを買って数日で紛失します。面倒なので充電しなくなって、いざメモを取ろうとすると「あれ、充電ねぇや」がh多発します。
ですので、Apple pencilは絶対に第二世代にしましょう。
第二世代はマグネットでiPadとくっつけるだけで充電でき、無くすリスクも格段に減ります。
次にProですが、これはほとんどの人にとってはオーバースペックになります。
クリエイティブ系であれば買っても良いと思います。
サイズが大きいため持ち運びはほぼ不可能で、また価格も17万円からとAirより7万円も高くなっています。
iPadに関するQ&A
やっぱ無印よりAirが良いの?
無印とAirの最大の違いはApple Pencilの第二世代が使えるかどうか。
つまり、Applep pencilを充電のたびにiPadにブッ刺してキャップを無くす生活を選ぶか(ペンもそのうちなくなる)、スチャっとiPadにくっつけてリモート充電させる生活を選ぶかってこと。
Apple pencilを使わない人からしたら大差ないかもしれないけれど、研究者としてiPadを使う以上はApple pencilも必須だと思うので、絶対に第二世代を選ぼう。
だから必然的に無印iPadは選択肢から駆逐されるね。
おすすめのカバーがあれば教えて
iPadはつけるカバーで利便性・デザインが全然変わるから、カバー選びは慎重に。
私のお勧めはスタイリッシュさでミニマリストに大人気のMOFTシリーズかな。
Apple Pencilケースがついていて紛失リスクを下げて、iPadは色んな角度に設置可能、そして何より超スタイリッシュな見た目。
MOFTが大好きでiPadにもスマホにも使ってるよ。
iPad高いから、廉価版のタブレットじゃダメ?
iPad以外のタブレットを使ったことがないから分からないんだけど、論文閲覧くらいであれば廉価版タブレットでも全然いけるんじゃないかな?
ただ、動画閲覧やプレゼンだとさすがにiPadのヌルヌル感には敵わない気がするぞ。
Windowsとの互換性どう?
私は最初期はSurfaceと無印iPadの組み合わせを使ってたけど、特に互換性でストレスを感じることはなかったな。
アプリがあればクラウドでSurfaceとiPadで共通編集もできるので、WindowsユーザーもがんがんiPad使っていいんじゃないかな。
miniは充電大丈夫?
そうなんですよ、miniって案外早く充電がなくなるんですよ。
Netflixとか見てると、45分で5%とか減ってる気がする(ただの体感)。
ただ、私は海外出張とかの長距離フライト時には必ずminiにNetflixのドラマをダウンロードしていくんだけど、15時間のフライトとかでminiの充電が切れるってことは一度もなかったよ(たぶん実際に動画を見てた時間は5時間くらい)。
だから、ふつーにmini抱えて海まで行って、海で論文読んだり映画観てリラックスして帰ってくる、くらいだったら全然充電は問題にならないんじゃないかな。
miniって見づらくない?
私は特にストレスは感じないかな。
論文だと、拡大してパラグラフずつ読んでいくイメージ。
いちいち拡大しないといけないのは少しだけ面倒だけど、でもそれ以上にminiのサイズ感による利便性が圧倒的に上回るきがするよ。
大きめのポケットに入るってのは本当にありがたいのよ。
ポケットにiPad miniとスマホだけを入れてふらーっと日帰りの旅に出て、程よく論文を読みながらガタンゴトンと電車に揺らゆく、最高におしゃれじゃない?
終わりに
いかがでしたか?
皆さんも「iPad欲しいぃぃぃ!」って思ってきたんじゃないでしょうか?
iPadがあると研究ライフの生産性が爆上がりするので、ぜひぜひ購入を考えてみて下さいね。
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