こんな人におすすめの記事です。
- 研究者がX運用をすることでどんなメリットがあるか知りたい
- 研究者の専門性を活かしたX運用で成功したい
こんなお悩みを解決します。
研究者の専門性を活かしたX運用で、フォロワー1.8万人を獲得した私がお伝えするぞ!
この記事の第一章でまず「研究者がX運用をガチるとどんな良いことがあるか」ということをお伝えして、第二章で「どうやってガチるか(フォロワーを増やすか)」ということを実体験を織り交ぜて徹底解説していくよ。
研究者よ、X/Twitterを運用するのです
世は大SNS時代、「研究者は論文だけ書いてりゃ良いんだ!」なんて時代はもう終わってしまいました。
最近では学術誌でも投稿時に著者のXアカウントを掲載できるものも増えてきましたね。
既にXを運用している研究者は「研究者がXやってるとこんな良いことあるよ」というのは肌感覚として理解していると思いますが、ここでは「フォロワー1.8万人くらい増えるとどうなるか」という視点も含めて研究者がXを運用するメリットを紹介します。
研究に有用な情報にアクセスできる
Xを情報収集ツールとして使うことによるメリットです。
ご覧の通り、現代では主要な科学誌はもれなくXで発信を行っており、フォローしているだけで最新情報をキャッチすることができます。
「それだけならHP見れば十分だよ」と思うかもしれません。
Xがさらに素晴らしいのは、「その論文の著者が発信する情報」にもアクセスすることができる点です。
例えばこちらは私が専門とする疫学という学問分野のスーパースター、ハーバード大学教授Miguelの個人アカウント。
ふつーに学術的な解説とかもしれくれます。
論文だけで触れ合っていた憧れの研究者、そんな研究者の日常の思索にタッチできる。こんな贅沢なことはXがなければ実現しませんよね。
研究者と交流して学びを深められる
Xをしている研究者の間では時に活発な議論が展開されています。
一つの論文や、トピックについてたくさんの研究者を巻き込んだ議論に発展することも。
研究室で議論する場合は、同じくらいの経験値の、同じ専門性の研究者との議論になることがほとんどでしょう。
しかしXでは違います。
学部生と教授、駆け出し研究者と何十本も論文を書いてる熟練研究者、普段関わらない分野の研究者、そして時には海外の研究者、そんな日常の研究者生活ではめったに起こりえないコラボレーションがX上では起こるのです。
たとえばこちらは日本の医学分野の研究能力の衰退を取り上げた論文に関する私のポストですが、いいね4,500、RT2,000と大きな反応を得たことで日本中の研究者からの意見が集まりました。
研究者にとって交流の場は研究室、学会、論文など非常に限られた場しかありませんでしたが、Xならば通勤、ランチタイム、布団の中、どこにいても世界中の研究者との議論を楽しむことができます。
特にフォロワーが増えてくると(&普段から誠実な発信をしていると)、学会講演でしか見たことがないような著名な先生も交流してくれるようになったりもします。
仕事で偉い先生と会った時に、「先生、実はわたしXで絡ませてもらってるすきとほるです!」とこっそり言うと「ああ!」と一気に距離が縮まり、偉い先生と未熟者という関係ではなく、Xフレンズとして交流できちゃうんですね。
共同研究者が見つけられる
もっとも研究に直結するメリットはこれでしょう。
そうなんです、実はX、共同研究者も見つけられちゃう研究者マッチングツールでもあったりします。
私自身も実のところX経由で共著者を見つけたことが3度ほどあり、どなたも私にはないスキルをお持ちの方だったのでめちゃ助かりました。
一度は海外の研究機関に滞在している時だったのですが、とつぜん「すきとほるはビッグデータ使ってるから機械学習できるよな⁉︎頼んだ!」と無茶振りな機械学習を依頼をされて途方に暮れていました。
そんな時にXで普段交流していた生物統計家の先生が「私できますよ、一緒にやりましょうか?」と名乗り出てくださって急死に一生を得たことがあります。
また、別の時にはとある医学系学会の若手組織を運営している(けっこう偉い)先生と仲良くなり、ありがたいことに「疫学の観点でアドバイスもらえませんか?」と仰って頂け、その研究チームに参加させて頂けるようになったことも。
また、共同研究まで行かずとも交流会や勉強会の開催につながることは多々あります。
Xで立ち上がった医学研究の勉強会が2年くらい続き、そこで得た知識はいまでも研究者としてかけがえのない財産になっていますし、一緒に勉強した先生達も戦友になっています。
本の出版依頼がくる
そうなんです、なんとX、大手アカウントになれば出版の依頼だってきちゃうのです!
私の大学時代の友人が何人か大手出版社で働いているので、Xで研究者に出版の声をかける相場観を聞いてみたところ。
フォロワー5万以上いればほぼ企画は通る、2万くらいでもインプレッションが高ければ全然あるし、あと小中規模の出版社なら1万くらいでも全然出版させてくれると思う
とのことでした。
ちなみに僭越ながらこんな私も出版のお話をいただいたのですが、それはフォロワーが1.6万人くらいの時です。
先に書籍を出版したインフルエンサー研究者の友人に「私も紹介して欲しいんよ」ってお願いしたのですが、企画が通るまではこんな流れでした。
こんな本を出版したいっす!
Xで見てるんで知ってました!機会があればお願いしたいと思ってました!
企画案3つ作りました、頼みます!
企画とおりました!出版します!
そう、私のような弱小研究者でも、Xの発信力さえあれば本を出版できる。
まさにXドリーム。
まさにフォロワーは戦闘力、であることを如実に表しています。
出版なんて普通は准教授あたりになって、学会活動頑張って出版社に名前を知られてようやくできるか、それか自分で企画を持ち込んで自費で出すかくらいしかありませんでしたから。
Xをフル活用して、研究者ライフをこずるくハックしてこうぜ!
専門性を活かした副業ができる
Xを使うと専門性を活かした副業だって始められちゃいます。
ステップはこう👇
- Xで発信しまくる!
- Xの反応から顧客層とそのインサイト調査をする!
- Xで潜在顧客を獲得する!
- 専門性を活かした副業を立ち上げる!
あら簡単。
「Xで副業」って言うと「Xを使って宣伝するんでしょ?」とだけ思うかもしれませんが、違うんですね。
Xを使えばあなたの専門性を全世界に向けて発信できるので、そこから
- 「その専門性の潜在的な顧客はどの層か(WHO)」
- 「その顧客はどのような課題を抱えており、その解決のため何を提供できるか(WHAT)」
- 「どのような発信をすれば訴求力を上げることができるか(HOW)」
という、マーケティングに必要なWHO・WHAT・HOWの3要素を全てカバーすることができるのです。
「研究者が副業やるとなんか良いことあるんか?」って人はこちらをどうぞ👇
こんな人におすすめの記事です。 研究者としてもう少し経済的安定がほしい 研究者の専門性を活かした副業に興味がある こんなお悩みを解決します。 『研究者として大学の外でも専門性を活かす方法を知[…]
研究者のための戦略的X/Twitter運用方法
さて、ここからは研究者がその専門性を活かして効果的にXを運用していくための戦略をフェーズごとに解説します。
戦略の効果測定の指標
本記事ではすべての戦略の効果測定の指標として「フォロワー数」を使います。
測定可能性・解釈可能性の観点からはフォロワー数を指標にX運用をするのが最も良いです。
ただし、Xにおいて究極的に目指すべきは「質の高いフォロワーの獲得と、アカウントに対するブランドの構築」であり、フォロワー数はその代替指標でしかないということはご理解ください。
X運用を真剣にしている方なら”大勢の信頼値の低いフォロワー < 少数の信頼値の高いフォロワー”ということが理解できると思います。
例えばXでのマネタイズを例に挙げると、5万人近くフォロワーがいるのに全然マネタイズできない人もいれば、数千人しかいないのに月数十万円程度のマネタイズに成功している人もいるわけですね。
Xを使った収益化活動(マネタイズ)を式にすると
収益 = 人口 x 認知率 x 購買率 x 単価 x 購入数 x 購入回数
で表されます。
Xにおけるフォロワーは「認知率」に相当しますが、実はXにおいてはこの認知率の係数はあまり大きくありません。
なぜなら、
- フォロー負担が低いので、信頼値が低くてもフォローというアクションがとれる
- RTやいいね、おすすめ表示などフォローしてないアカウントもタイムラインに流れてくる
からです。
要はXにおけるフォロワーというのは芸能人のファンクラブのようなブランドロイヤリティの高い集団ではなく、「なんか近所でトラブルが起きてるから見に行ってみっか」という野次馬程度のものでしかないからです。
野次馬が増えたところであなたの活動の応援はしてくれませんよね?
炎上系のアカウントなんか分かりやすいですが、あれは別にアカウントへの信頼があるわけではなくって、ただ面白半分でフォローしているだけなので、「認知→購買」に移行する割合、つまりコンバージョンレート(CVR)は極端に低いです。
他人のことを誹謗中傷して数字稼ぎしてるアカウントに物すすめられたって買いたくないでしょ?
ですので、「フォロワーさえ増やせれば良い」みたいな考えは徹底して捨てましょう。
その上で、測定可能性・解釈可能性を優先して代替指標としてフォロワー数を採用するということです。
まぁ、なんだかんだ言って「この人フォロワーめっちゃ多いじゃん、きっと有意義なこと呟いてるのかな」と、フォロワー数がアカウントのブランドを構成する大きな要素であることに違いはないので。
アカウントの戦略策定
Xは「何となくやってたら伸びる」ということはまずありません。
元々のアカウント主の権威性がめっちゃ高いとか(芸能人とか)、時勢にマッチするとか(コロナ禍での医師アカウントとか)でもない限りは奇跡は起きないので、再現可能性を重視する本記事ではターゲットにしません。
P&Gが新商品を世に送り出すがごとく、徹底して戦略を構築し、セルフマーケティングを行います。
Xの勝利とはマーケティングの勝利、マーケティングなきところにフォロワー増なし、です。
「マーケティングなんて知らんわい」と思われる研究者の皆さん、ご安心ください。
皆さんは日々の業務ですでにマーケティングと同じようなことを行なっています。
そう、論文の執筆です。
論文におけるコンバージョンとは学術誌への掲載であり、そのためにエディターやレビュワーの購買行動(アクセプト)を引き出さねばなりませんよね?
それに向けて、
- 商品コンセプトの決定(研究テーマの決定)
- 商品開発(研究実施)
- 広報活動(イントロやディスカッションでの論文のバリューのPR/リバイス対応)
などを行なっています。
要はそれと同じことをXでやれば良いというだけ。
論文 | X | |
顧客 | エディター/レビュワー | Xユーザー |
商品 | 論文 | Xアカウント |
PR方法 | カバーレター イントロやディスカッション リバイスレター | Xの投稿 |
雑に比較するとこんな感じ。
というわけで、マーケティング恐るるに足らずです。
さて、あなたのXのアカウントのポジションを決める上では以下を重視しましょう。
- 息をするように投稿し続けられる分野を選びなさい
- 自分がチャンピオンになれる分野を選びなさい
ブログのように一度書いた記事が(SEOで評価されれば)長年表示され続けるストック型のメディアと違い、Xは投稿したそばから鮮度が落ちていくフロー型のメディアです。
ですので、Xで目指すべきは「そこそこ質の高い投稿を、毎日欠かさずに何年も投稿し続ける」というパブリケーションのスタンスです。論文のように「3年かけて1本の論文を世に出す」というメディアではありません。
ですから、息を吸うように投稿しましょう。
それができる分野を選びましょう。
でもこれって研究者ならそう難しくないですよね。だって研究者ってのは「頼まれてもないのに自分の専門分野についてなら何時間でも目を輝かせて独演会できる生き物」なので。
マーケティングというのは以下の3要素を考えるのが基本です。
- WHAT:何を
- WHO:誰に
- HOW:どうやって
これを見て、一般の人というのは「WHAT⁉︎わたしが提供できるWAHTってなんなんだ?」とまぁ頭を悩ませるわけです。
それで苦悩の末に「副業〜」とか「ナンパ〜」とか「美容〜」とか「キャリア〜」とか、誰でも専門家っぽい演出ができて、かつマーケットが大きいWHATに落ち着き、そして独自性を失ってるわけです(Xに上記の属性のアカウントが多いのはそういう理由です)。
でもですね、研究者は研究者であるというだけで、すでに超強力なWHATを持ってるわけです。
もちろん、あなたの専門分野です。
これが私が「研究者こそX運用をしなさい」と考える理由の一つ目です。
ちなみに「でも世間の人は私の専門になって興味ないから」と思うかもしれませんが、それは大間違いです。
だってこの世には謎の英語でオシャレなラベルをつけたタダの水に160円も出す人たちがいるんですよ?
骨だって、うんちだって、宇宙だって、どんな専門分野にだってヒットコンテンツが生み出された過去があるはずです。
YouTubeを開けば、何の専門もないような人たちが本で聞き齧った知識だけでいい加減な科学解説をして、それで何十万再生も回ってるじゃないですか?
物が売れないのなら理由は2つだけで、
- ニーズがないか
- ニーズはあるけど商品が顧客に認知されていない
です。
タダの水にですらニーズがあるわけですから(正確には手練手管のマーケでニーズを創っている)、研究者の専門性という圧倒的に希少価値が高いものに対し、ニーズがないわけがりません。
であれば理由は一つで、「ニーズはあるけど商品が顧客に認知されていない」、つまり専門性という材料を顧客に売れる形で調理できていないってことです。
「じゃあどう調理すんだ」って話ですが、それは後ほど解説します。
ここで言いたいのは「ニーズがないとか言って表面的な考察で安易に諦めんな」ってことです。
閑話休題。
Xでのアカウントのポジションを決めるという話でしたね。
- 息をするように投稿し続けられる分野を選びなさい
- 自分がチャンピオンになれる分野を選びなさい
「息をするように投稿し続けられる分野=研究の専門分野」というとこまで解説しました。
次は「自分がチャンピオンになれる分野を選びなさい」。
Xは権威性バトルのフィールドです。
いかに権威性をハックするかで勝負が決まります。
ようは「〜なら〜さん」という認知を作り出してしまえばこっちのもんです。
このようなブランドをマーケティング用語で「トップオブマインド(第一想起)」と呼びます。コーラならコラコーラ、スマートフォンならiPhone、テーマパークならディズニーランドのように。
マーティングとは、このトップオブマインドのシェアを奪い合う戦いですね。
この時、もっとも賢いのは「戦わずしてトップオブマインドになること」、つまり「競合がいない状況を作り出すこと」です。
研究者であれば、その専門性をベースにチャンピオンになれる分野を絞り込みましょう。
そんなこと言われるときっと皆さんの脳内にはこんな懸念が浮かぶでしょう。
- 自分より偉い先生なんて沢山いるのに恐れ多い
- 自分の実績じゃチャンピオンなんて無理
大丈夫、そんなあなたも今すぐチャンピオンになれるんです(胡散臭いビジネス書みたいなこと言ってるな…)。
まずですね、「自分より偉いけれどXにはいない先生、いるけど目立ってない先生」はすべて無視します。
誰が競合かは自分が戦うマーケットによって変わります。
Xにその先生がいないのであれば、マーケットに存在しないのと同義。
例えばスターバックスがない田舎町で「珈琲屋さんを開くぞ」って人に対して、「あなたはスターバックスには勝てないからやめたほうが良いよ」なんてアドバイスする必要ありませんよね?
さて、この時点で仮想競合の95%くらいの存在が消滅したはずです。
では、残る5%の中でどうトップオブマインドを獲得するか。
簡単です、さらにマーケットを細分化して、他の競合の存在も消滅させてしまえば良いのです。
5%の中のトップになろう、ではなくって5%のうち自分以外を消滅させようというコペ転だぜ
“専門性” X “???”
この???をうまいこと見つけて、そのマーケットにおける売り手があなたしかいない状況を作り出してしまいましょう。
とはいえ抽象論ばかり話しても役に立たないと思うので、私がXにおける自分のポジションを決めた際の思考フローを実際に解説します。
大きく3回に分けてマーケットの拡大を行ってるので、フェーズごとに説明しますね。
【フェーズ1】
アカウント作成初期(フォロワー5,000人くらいまで)
- 私の専門はリアルワールドデータ
- この時点でXで発信してる人はほぼいないから実質チャンピオン
- しかもリアルワールドデータの知識はニーズ爆上がりで、公園の鯉の如くみんな情報を求めてる
フェーズ1では掛け合わせる必要もなく競合ゼロの状況を作り出せました。
リアルワールドデータはヘルスケア領域における超ホットトピックで、「競合がいない X マーケットは小さいがニーズが超強い X 私自身が10本以上英語論文を書いており専門性もある」というまさに理想状態。
この戦略がはまり、フォロワーが伸びていきます。
Xではこのゼロイチフェーズがもっとも大変なので、自分が持てる限りの最強の武器を手にしてXというマーケットに殴り込みに行きましょう。
【フェーズ2】
マーケット拡大期(フォロワー5,000人~10,000人くらいまで)
- リアルワールドデータだけだとさすがにマーケットが小さすぎてこれ以上伸びないな
- リアルワールドデータでアカウントの信頼値を高められたから、マーケットを拡大しよう
- 軸の一つは研究者
- もう一つの軸は企業
- 私は企業に入って3年で年収1,200万アップして、管理職になって、おまけにグローバルチームで働いてるから、企業研究職としてはかなりブランド力は出せるはず
- というわけで、企業研究職のキャリア構築という軸で情報発信していくぞ
ここでも「チャンピオンになれる分野を選ぶ」思考を働かせています。
企業研究職なんてごまんといるのでそれだけでバリューは出せません。しかし、「企業研究職として大手外資のグローバルチームで管理職をしている日本人」はX上にほぼおらず、また「短期間で高額の年収アップを実現した」という実績もあったので、トップオブマインドを獲得できる余地があると判断しました。
ちなみにキャリア、年収、健康、美容、恋愛あたりのトピックは何だかんだでほんとうの伸びが凄まじいので(その代わり競合も多い)、権威性と専門性を発揮できる自信があるのならポジショニングの軸に組み入れることをおすすめします。
【フェーズ3】
マーケット二次拡大期(フォロワー10,000人~18,000人くらいまで)
- 企業研究職のキャリア構築だけだとちとネタが続かなくなってきたな(息をするように投稿できる分野を探しなさい)
- このマーケットでのシェアはまだまだ伸ばせるけど、持続可能性を考えて別のマーケットもターゲットにしておこう
- なんか私の副業めっちゃうまくいって本業並みの利益出てるな
- そうだ、研究者って副業やってる人少ないし、大学は給料低いからお金に困ってる人多いし、社会課題へのソリューションにもなるし、語れるだけの実績は出したし、研究者の副業を新たな軸として追加しよう
ここでも変わらず「自分がチャンピオンになれる分野を選びなさい」を徹底しています。
余談ですが、私はいつも自分のポジショニングやビジネスを考える際に「社会に資する」というファクターを必ず入れ込んでいます。これは社会正義を背負った方がブランディングがしやすいとか、協力してくれる人が増えるとかいうマーケティング上の打算も4割くらいはあるのですが、それ以上に「社会に何がしかで貢献したい」って気持ちがあったりします。
東大は「社会に貢献できる人間になる」みたいな思想が強いのと、あとは自分の専門が公衆の健康を考える公衆衛生という分野であるということが影響してる気がしますが。
とまぁこれは私の例に過ぎませんが、こんな感じでXのアカウントのポジショニング戦略としては
- 息をするように投稿し続けられる分野を選びなさい
- 自分がチャンピオンになれる分野を選びなさい
というお話でした。
さて、これでポジションが決まったので、次はそのマーケットの中でどう戦っていくかという具体論をお話ししましょう。
アカウントのプロフィール設計、フォロワー数の各フェーズに合わせたX運用戦略をお話しします。
息切れしてきたので、一旦ここまでで公開します。
必ず続き書くからちょっと待っててね。
すきとほるからのお願い
本ブログは、読者の方が自由に記事の金額を決められるPay What You Want方式を採用しています。
学生さんや経済的に厳しい方からはお金を取りたくなく、それが経済格差に起因する学力格差へと繋がると考えるからです。
仕事の合間に記事を書く時間を見つけるのはちょっぴり大変ですが、今後も皆様の「研究生活をほんのり豊かに」できる記事をお届けし続けたいと思っております。
なのでお金に余裕があり、そして「勉強になった!」、「次も読みたい!」と本ブログに価値を感じてくださった場合は、以下のボタンをクリックし、ご自身が感じた価値に見合うだけの寄付を頂戴できますと幸いです。
励みになるので、ご寄付はとてもありがたいです!
引き続き情報発信していく活力になりますので、ぜひお気持ちに反しない範囲でご寄付をお願い致します!